根菜のジェノベーゼ風、他

本日のメニューは、上段左から根菜のジェノベーゼ風、だし巻き玉子の切り落とし(既製品)、下段がきのことつる菜のポン酢和え、です。

料理名で「ジェノベーゼ」と言うと世の中には2種類あるそうです。


ちょっと調べてみようとしたら、ちょっとの時間ではよくわからず、結局日本語と英語とイタリア語のwikiを読み、イタリア語のレシピサイトを横断し、かなり労力をかけて調べてしまいました。

1つ目は緑色のジェノベーゼ ソース。
バジルや松の実などをすりつぶしてペースト状にしたもの。正式なレシピもありますが、手に入りやすい材料を使ってかなりアレンジされています。
火は入りません。
イタリア語では pesto alla genovese 。
直訳するとジェノバ (地名) のペースト (すりつぶし)。
そもそもペーストという言葉は一般名称で、イタリア各地に様々なペーストのレシピがあるのですが、特にイタリア北西部に位置するジェノバの街発祥のレシピが有名なため、イタリアで pesto と言えばジェノバのレシピに似せたペーストのことを指すようになっています。

2つ目は赤茶色のジェノベーゼソース。
こちらは玉ねぎと牛肉を長時間煮込んだもの。
イタリア語では sugo alla genovese 。
直訳するとジェノバの(肉)汁。
ルネッサンス時代に南イタリアにあるナポリの街「だけで」有名になり、そのままナポリの郷土料理となったそうです。
なぜ南イタリアのナポリ料理なのに遠い北イタリアのジェノバの名前がついているかというと、その料理をナポリに持ち込んだのがジェノバ(当時はジェノバとナポリに大きな港があり2大都市になっていた)から来た人だからという説と、ジェノバさんという名前(ナポリにはこの名前が多い)の人が 始めたからという説があるらしいです。

イタリア語で検索して調べてみたところ、pasta alla genovese (ジェノベーゼパスタ) は肉汁ソースのジェノベーゼのことを指していました。
検索で出てきた写真はすべて茶色系のパスタです。

じゃあ緑色のバジルソースを使ったパスタはどうかと言うと、pasta con pesto alla genovese  とか pasta al pesto genovese などのように pesto の文字が入ります。

ちなみに日本語で「ジェノベーゼパスタ」の写真を調べるとすべて緑系のパスタになりました。
日本はどこで認識を間違えたんでしょうね?

色々知識が増えました。